☕🧊 「酸味の沼へようこそ」——そんなキャッチコピーで始まる粕谷哲さんのアイスコーヒー第2弾。4:6メソッドで有名な粕谷さんですが、実はエアロプレスの大会でも優勝経験あり!そのチャンピオンが愛用するエアロプレスのアイスコーヒーレシピを紹介します。
📺 今回紹介する動画
2016年ワールドブリュワーズカップ初のアジア人チャンピオン・粕谷哲(TETSU KASUYA)さんが2022年5月に公開した、アイスコーヒーシリーズ第2弾です。第1弾の「急冷式アイスコーヒー」(HARIO V60使用)に続き、今回はエアロプレスを使った、フルーティーな酸味が特徴のアイスコーヒーレシピを解説しています。
「4:6メソッドの陰に隠れてしまっているけど、エアロプレスの大会でも優勝しているほどの得意分野」と粕谷さん自身が語るほど、エアロプレスへの思い入れと精通ぶりが伝わってくる動画です。
⚙️ エアロプレスとは?(00:00〜00:30)
エアロプレスは、アメリカのAerobie社(現Aerobie)が開発したコーヒー抽出器具です。注射器のような構造で、お湯に粉を浸してから空気圧で押し出して抽出します。
- 抽出時間が短い:全工程で1〜2分程度
- 再現性が高い:手技の影響が少なく、毎回同じ味が出しやすい
- 携帯性が高い:プラスチック製で軽量、旅行やキャンプにも最適
- 多様な抽出が可能:圧力・時間・温度を変えることで幅広い味が実現できる
世界にはエアロプレス専門の競技大会(World AeroPress Championship)が存在するほど、コーヒーマニアに愛されている器具です。粕谷さんも大会で優勝経験があり、「日本のブリュワーズカップで優勝したときはエアロプレスを使っていた」ほどの腕前です。
💡 ドリップコーヒーと異なり、エアロプレスは「浸漬式+圧力」という独自のメカニズムで抽出します。この仕組みがエスプレッソに近い濃縮感と、独特のフルーティーさを生み出します。
📋 エアロプレス アイスコーヒーレシピ
粕谷さんが解説するエアロプレスアイスコーヒーの基本レシピを詳しく紹介します。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| コーヒー粉(01:09〜) | 15g |
| お湯の量(01:20〜) | 100ml(少なめ・濃く抽出) |
| お湯の温度(01:20〜) | 93℃ |
| 氷(サーバーに入れておく) | 100〜120g |
| 挽き目 | 中挽き〜やや細め |
| 完成量 | 約200〜220ml |
☕ ステップバイステップ:作り方(00:30〜)
| Step | 作業 | ポイント |
|---|---|---|
| 1 | サーバー(グラス)に氷を入れる | 100〜120g。純氷推奨 |
| 2 | エアロプレスにフィルターをセット・リンス | フィルターにお湯を通して紙の匂いを除去 |
| 3 | 粉15gをエアロプレスに投入 | 中挽き〜やや細め |
| 4 | 93℃のお湯100mlを投入・攪拌(01:50〜) | スターラーやスプーンでしっかり混ぜる |
| 5 | 約1分浸漬(粉をお湯に漬ける) | 蓋をして待つのがポイント |
| 6 | 氷の入ったグラスの上でゆっくりプレス(02:05〜) | 最後まで押しきらず「シュー」という音が出始めたら止める |
| 7 | グラスを軽く混ぜて完成 | 氷が溶けてちょうどいい濃度に |
⚠️ 重要ポイント(02:05〜):プレスの最後、「シュー」という空気が漏れる音が出始めたら押すのを止めてください。最後まで押しきると、フィルターが外れてコーヒーが飛び散る場合があります。また、最後の部分は過抽出した苦い液体が出てきやすいため、止めることで味もクリーンになります。
👅 飲んでみた感想(03:20〜)
実際に飲んだ粕谷さんのコメントがとても印象的です。
「フルーティーで、酸味が非常に豊か。エアロプレスならではの質感がある」——通常のV60急冷式と比べて、エアロプレスで作るアイスコーヒーはより濃厚でジューシーな飲み口になる傾向があります。
これはエアロプレスが「浸漬式+圧力」という独特の抽出方法を持っているため。お湯に粉を浸すことで成分がじっくり溶け出し、さらに圧力をかけることで通常のドリップでは出にくい成分まで抽出されます。フルーティーな豆(エチオピアなど浅煎り)との相性が特に抜群です。
💡 「酸味の沼へようこそ」というタイトル通り、エアロプレスで浅煎りのアイスコーヒーを作ると、まるでフルーツジュースのような鮮烈な酸味と甘みが楽しめます。コーヒーの概念が変わるかもしれません。
🛠️ 使用する道具
動画で粕谷さんが実際に使用している道具はこちらです。
| 道具 | 製品 |
|---|---|
| メイン器具 | エアロプレス(Aerobie) |
| スケール | acaia Black Pearl コーヒースケール |
| ケトル | bonaVITA 温度調節機能付き電気ケトル |
| 使用水 | 白神山地の水(黒ラベル) |
🆚 V60急冷式 vs エアロプレスの違い
同じ急冷式アイスコーヒーでも、V60ドリップとエアロプレスでは仕上がりが大きく異なります。
| V60 急冷式 | エアロプレス | |
|---|---|---|
| 抽出方式 | 透過式(重力) | 浸漬式+圧力 |
| 味の特徴 | クリーン・華やか | 濃厚・ジューシー |
| 酸味 | 明るい・フレッシュ | ⭐ 豊か・フルーティー |
| 再現性 | 注ぎ方に影響される | ⭐⭐ 高い(技術不要) |
| 難易度 | やや技術が必要 | ⭐ 簡単 |
🔗 アイスコーヒーシリーズとあわせて見よう
粕谷さんのアイスコーヒー動画はシリーズになっています。
- 第1弾:急冷式アイスコーヒー(V60)——4:6メソッドをアレンジした定番手法(動画リンク)
- 第2弾:エアロプレスアイスコーヒー——今回の動画(フルーティーな酸味特化)
🎤 まとめ:「再現性が高くて簡単で美味しい」がエアロプレスの真骨頂
粕谷さん自身が「再現性も高くて簡単で美味しい」と太鼓判を押すエアロプレスのアイスコーヒー。特別な注湯技術は必要なく、材料と時間さえ守れば誰でも同じ味が再現できるのが最大の魅力です。
エチオピアなどフルーティーな浅煎り豆と組み合わせると、コーヒーとは思えないほどジューシーで爽やかなアイスコーヒーが完成します。「酸味の沼」にはまってしまうこと間違いなし。ぜひ試してみてください☕🧊


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